2016年度に今治工業高校に新設される機械造船科の支援に向けた「造船教育推進委員会」(会長・末光博明校長)の初会合が24日、愛媛県今治市東門町5丁目のテクスポート今治であり、市内の造船・舶用メーカー関係者が研修施設提供などの協力を申し出た。
 会合には約60人が出席。県教育委員会の井上正教育長が「地域で学び地域で働く地学地就を推進し、即戦力人材を育てていきたい」とあいさつ。関係者は、各社の研修施設活用や学校への講師派遣を提案。入社後の早期離職を防ぐため、業界への理解を深める教育も併せて要望した。